長い通勤時間、疲れる満員電車・・
「家で仕事ができたらなぁ」と思う人は多いですよね。
今回は家で本業として働ける仕事を、開業資金や年収、必要な資格と共にお届けします。
主婦や女性向きの仕事もありますので、自宅で仕事がしたい時の参考にもしてください。
開業は大変ですが、頑張った分だけ収入として返って来ますので、やりがいは大きいです。
一番肝心なのは集客、これさへ何とかなれば自宅で仕事はできます(難しいですが…)
もくじ: 好きな所からどうぞ
自宅で開業できる仕事と資格 士業系
士業系は、資格取得後に「開業」という目標を持っている人が多く、高収入も期待できる仕事ですよね。
家で仕事ができると、家賃の一部やガソリン代、光熱費などを経費計上できるメリットもあります。
また士業の特徴は、試験は難しい分、開業費用が抑えられる点。
以下のものが必要ですが、中古利用で更に安く揃えられます。
- 登録費用
- 水道光熱費
- 専用ソフトなど
- 通信費(郵便代・ネット回線費用、電話・スマホ代)
- プリンター・複合機(リースor購入)
- 備品(封筒、名刺、印鑑、看板、文具類など)
- オフィス用品(デスク、椅子、来客用応接セットなど)
- サイト開設、サーバー費用
- 開業通知の印刷代
また、士業は安泰といわれますが、ネットやAIの普及で、厳しい時代に変わりつつあります。
2017年の日経新聞の記事で、弁護士と中小企業診断士以外の士業は、AIに乗っ取られそうで危機感を感じます…。
参考:2017年日経新聞
そのため、これから開業したり自宅で仕事がしたい人は、どの仕事を選ぶか?も、良く考えて決めてください。
では士業をするために必要な資格と収入、開業資金などをみていきます。
税理士
税理士は税務の専門家として、税の申告代理や書類の作成、税金に関する相談などが主な仕事です。
士業は商品の在庫が必要ないため、開業しやすく、顧客を持つことができれば安定した収入も確保できます。
必要な資格 | 税理士試験 5教科あり難しい。数年掛けて合格する人が多い |
---|---|
開業資金 | 60万円~200万円程度 |
開業後収入 | 500万円未満が30%と最も多い |
また開業するには税理士試験に合格し、2年以上の実務経験が必要です。
そのため、資格を取ればすぐ税理士をして開業できません。
税理士事務所などで実務を積み、その期間中に集客法などを身につけておきましょう。
自宅で開業する場、最低必要な資金は税理士会と支部会の登録費用です。
これが約40万ほど掛かります(税理士会11万、支部会費は地域による)
税理士の収入は、ネットで申告できるe-taxなどができ、倒産も増えているため、一番多い年収帯は500万円以下になっています。
そのため、顧客数を増やす努力と営業力、コンサルティング、ネットの活用など、集客に力を入れていく必要があります。
行政書士
行政書士の仕事は、約1万種にも及ぶ書類作成が主で、他にも会計記帳、決算、財務諸表の作成など会計業務の助言ができます。
作成する書類は、主に官公署(各省庁、市・区役所、役場、警察署等)に提出するため、顧客さへ見つければ用途が多い仕事です。
当然ながら開業したい人も多いですが、収入や開業資金、必要な資格などは以下のようになっています。
必要な資格 | 行政書士試験 合格率約11% |
---|---|
開業資金 | 50万~200万 |
開業後収入 | 500万以下が最も多い |
行政書士に必要な資格は、行政書士試験ですが、合格すれば実務経験なしで開業できます。
しかし実際の実務は、やってみないと解らないことも多いため、少しでも行政書士業務に携わる事をおすすめします。
登録料約28万は必須ですが、開業資金も低額で始められます。
しかし士業は、営業力がモノをいう世界。
開業しても半年~1年は仕事が無い覚悟も必要です。
ただ作成できる書類が1万種類もあるため、それを武器に集客をいかに集めるか?を考えてください。
どんな所に必要な人がいるのか?などを考えて、常にアンテナを張ることが大切です。
参考:『月刊 日本行政』2013年10月号
気になる年収ですが、500万以下の人が8割です。
しかし上を狙える仕事なので、どう集客をするか?が士業成功のカギになります。
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弁護士
高収入なイメージの弁護士。
主な仕事は依頼人のトラブル解決の手助けや交渉、代理人としての弁護、法律相談などを行います。
カッコいいイメージの弁護士ですが、資格や開業資金、収入は以下になります。
必要な資格 | 司法試験に合格し弁護士資格を取得 |
---|---|
開業資金 | 50万~200万 |
開業後収入 | 500万未満が最も多い |
弁護士になるには、司法試験に合格したあと、司法修習生として1年間勉強を積む必要があります。
そして修了時に課せられる試験に合格すれば、晴れて弁護士になれるのです。
また司法試験の受験資格は、法科大学院を修了しているか、司法試験予備試験に合格し、5年以内の人が対象です。
士業は資格取得が難しい分、開業時の資金が定額で済む所が魅力です(登録費用は高いですが…)
気になる年収ですが、開業弁護士の平均年収は1400万円ほどといわれています。
参考:日本弁護士連合会の2014年弁護士実勢調査
2015年に発表された結果によれば、一番多い年収帯が500万~1,000万円台。
また弁護士は、若い時から独立して開業する人が多く、年齢が上がる度に経験と信頼が増すため、年収が上がりやすい職業です。
社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険に関する書類作成や、手続きの代行などを主に行う仕事です。
この他にも労務管理や社会保険に関する相談・指導も行います。
資格取得までの平均勉強時間は800~1000時間で、合格率は2~7%前後。
難しい資格ですが、女性に人気で全体の約3割を占めています。
必要な資格 | 社会保険労務士 |
---|---|
開業資金 | 50万~200万 |
収入 | 0~1,000万以上 |
開業資金は、他の士業と同じくそれほど掛かりません。
しかし、開業資金とは別に生活費などのお金も考えておきましょう。
始めから全て揃えず、最低限のものだけ用意し、少しずつ増やすなどの工夫も必要です。
社会保険労務士も税理士と同じく、顧客を持つことができます。
安定した収入を増やしたいなら、1ヶ月に1件は顧客獲得ができる集客法を考えてみてください。
社労士も他と同じで、顧客の獲得と集客力が、稼げるか稼げないかに直結します。
退職金の相談や従業員とのトラブルなどなど、できることは全てやる位の気持ちが必要です。
また社労士も登録の際に登録費用がかかります。開業型の場合は10万ほどみておきましょう。
資格取得後は実務経験が2年以上、または事務指定講習の修了後、社労士として働くことができます。
事務指定講習は約7万円を支払い、4ヶ月の通信教育と4日間の面接を受ければ、実務経験の代わりになる講習です。
開業した場合の平均年収は、詳しく掲載されていませんでした。
しかし社労士が企業で働く場合の年収は670万ほどで、一般と比べてもよいため、それだけ需要があるということです。
不動産鑑定士
不動産鑑定士は、適正な地価や利用法を判断する仕事です。
他にも地価公示や地価調査、資産評価、コンサルティングなど幅広く活躍できます。
受験資格に制限はありませんが、かなり難しく短答式で33.3%、論文式で14.8%となっています。
主に現場で調査することが多く、開業費用もあまり掛かりません。
必要な資格 | 不動産鑑定士 |
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開業資金 | 50万~200万 |
収入 | 0~1,000万以上 |
仕事は国や県などの公的機関の案件を受注できれば、収入も安定します。
しかし定年がないため年配の鑑定士が引退しない、コネがないと受注が出来ないことも。
不動産鑑定士は開業する人が多い業種ですが、コネや人脈がなければ、仕事が無いと考えてもいいくらいです。
不動産鑑定士が企業で働いた場合の平均年収は、600万~700万が相場です。
開業した場合は受注が難しいため、どれだけ仕事を取ってこれるかがカギ。
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中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業に対し経営のアドバイスをする仕事。
開業後は商工会議所などの公的な仕事を取る、人脈から仕事を別けて貰うことができれば、それなりの収入が期待できます。
資格取得の平均勉強時間は1,000時間ほどで、合格率は約20%前後。
AIにはできない仕事として紹介されたせいか、かなり人気の資格です^^
必要な資格 | 中小企業診断士 |
---|---|
開業資金 | 50万~200万 |
収入 | 0~1,000万以上 |
企業で診断士として働きながら、独立する人が多いですが、資格がなくても企業の経営コンサル業務は行えます。
開業している中小企業診断士は全体の3割程度ですが、資格がない経営コンサルと比較するために、資格はある方が◎
経営コンサルと名乗れば、無資格で仕事ができる分、高い営業力や集客力を持っている強敵が多い世界です。
また中小企業診断士が企業で働く場合の平均年収は、700万円~800万円ほど。
開業し年収1,000万を超えるために、ネット集客、セミナー、講師など手広くやれば夢ではありません。
自宅で開業できる仕事と資格 コンサル系
コンサル系の仕事は、資格なしで出来るものも多数あります。
しかし資格を持っている方が、信頼感は断然違います。
例えば企業に属している時は、企業の名前が肩書きの代わりをしています。
雇用されている時は、資格の必要性を感じなくても、開業し個人になった時、企業の肩書きは無くなります。
結果、今まで通りに仕事ができなくなることが沢山あります。
資格取得は、毎月の給与が入っている間にする方が、精神的にはかなり楽です。
開業して収入がない時期に取る事も可能ですが、集客や営業に力をいれた方が将来の種まきになります。
また忙しくなると、仕事しながら資格の勉強はかなりキツイもの。
コンサルは主に相談に乗り、改善策を提示することが仕事ですが、内容によって色々なジャンルに別れますので、あなたの得意分野を見つけることがコツです。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は資格がなくても出来る仕事です。
しかし開業する場合、資格があるのとないのでは雲泥の差があります。
あなたは自分のお金や将来のことを、無資格の人に相談したいでしょうか?
そのためまず取っておきたい資格はこちら。
FP技能士 | 国家資格で1級~3級がある。まずは2級がおすすめ。 |
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AFP | 十分な基礎知識を持ち、相談者適切なアドバイスや提案ができる |
CFP | 世界標準資格として国際的に通用。 |
FP技能士2級を取った後、AFPを取るのが一般的です。
資格の級を上げるには実務経験が必要で、フリーになるなら更に営業力と集客力を磨く必要があります。
CFPは世界に通用する資格で、取っておいても損はありませんし、外資系転職の際には強みです。
ただ国家資格でない民間資格は、どこまで狙うか?を考え、実務とのバランスを取ってください。
資格が無くてもできる仕事は、営業力やコミュニケーション能力、集客力、コネや人脈がどれだけあるかも大切です。
競争が激しい分、資格だけに頼っても人は集まりません。
あなただけのサービスや強みで、勝負していく必要があります。
開業資金 | 50万~100万 |
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収入 | 0~1,000万以上 |
開業資金はファイナンシャルプランナーの場合、士業と同じくそれほど掛かりません。
収入を上げていくにはネット活用、コンサルやセミナー、講師なども考えてみましょう。
色んな方法を考え、うまく集客が出来るかが大切です。
各種コンサルタント
コンサルタントも、資格がなくても可能な分野が多い、家でできる仕事の1つです。
またコンサルタントの種類は多岐にわたり、以下のようなものがあります。
- 経営コンサルタント
- ITコンサルタント
- システムコンサルタント
- 金融コンサルタント
- キャリアコンサルタント…
仕事に資格が必要なくても、関連分野の資格を持っていると強みになります。
例えばコンサルに共通する資格は中小企業診断士、金融コンサルならファイナンシャルプランナー、ITならITコーディネータやPMPなど。
またコンサルタントは元々実力主義の仕事なので、集客は得意な人が多め。
そのため開業後は、集客の場をどのように拡大するか?を考えることが大切です。
開業資金 | 50万~100万 |
---|---|
収入 | 0~1,000万以上 |
開業資金はコンサルタントも、士業と似ているためそれほど掛かりません。
営業力と顧客満足度の高い提案ができ、どれだけ結果を出せるかがカギです。
そんな中、平成28年4月からキャリアコンサルタントが国家資格に変わりました。
コンサルタントも、資格がないとできない時代に、少しずつなってきているようです。
またコンサルとアドバイザーの違いですが、コンサルタントは解決策を提案し導く人、アドバイザーは助言をする人、です。
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自宅で開業できる仕事と資格 カウンセラー系
カウンセラーは、心理療法やカウンセリングの手法を使い、癒したり治療をする仕事です。
資格は無くてもできますが、臨床心理士など高度なものは資格がないとできません。
またカウンセラーは資格が無くてもできる、うつ病の増加を受け需要が高まり、女性に人気の職業の1つです。
関係する資格も通信教育で取れるため、カウンセラーのニーズはこれからも伸びる分野になるでしょう。
カウンセラー
カウンセラーは資格が無くてもできますが、資格がないとその辺の誰かに人生相談をして貰っている感覚と同じです。
どうせなら資格を持っている人に、相談したいのがホンネではないでしょうか。
そのため下記のような資格があると、話しを聞いて貰う側も安心感があります。
メンタル心理カウンセラー | カウンセリング、心理学、精神医学の基礎を学ぶ資格 |
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産業カウンセラー | 企業で働く人のメンタルケア対策を行う民間資格 |
メンタルケアカウンセラー | 資格講座などから取得できるカウンセラー資格 |
カウンセラーは通信講座で簡単に資格が取れるため、まずは資料請求をし情報を手に入れましょう。
またカウンセラーをしながら更に上を目指す場合、下記の資格にチャレンジしていけば、活躍の場は更に増えていきます。
臨床心理士 | 心の専門家。所定の条件を満たさないと受験できない |
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公認心理師 | 心理学における唯一の国家資格。試験するには条件あり。 |
最近のカウンセリングはメールやSNS、電話、ブログなどでも対応することができます。
そのため自宅にいながら、仕事ができ集客もしやすくなりました。
またカウンセラーは商品などの在庫を持たなくて良いため、ローコストで始められるのも特徴です。
資格を取ることで、人間関係が円滑になる人が多いのも特徴です。
開業資金 | 5万~50万 |
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収入 | 0~500万以上 |
椅子とテーブルがあれば他は必要ありませんし、セミナーを開催したり、公的な場所でのカウセリングなど、活躍の幅も広がります。
カウンセラーの資格は多く、子供や高齢者に特化したものもあります。
学校や福祉センターなどでカウンセリングができないか交渉し、仕事を増やしていくことも可能です。
またカウンセラーとセラピストの違いですが、共通は資格が不要な点。
カウンセラーは悩みを抱えている人の解決方法を見つけ、実現できるようサポートすることが仕事です。
それに対してセラピストは、具体的な解決方法の提案が仕事になります。
占い師
占いは女性間では需要が高く、人気の占い師などは電話やネットの鑑定でも引っ張りだこです。
資格は不要で、自宅で鑑定もできますし、メールや電話、チャットなどでもできるため、占う道具さへあればOK。
簡単に開業できてしまいます。
占い師は資格より、悩みを聞き出し、その人をどうやって良い方向へ導けるか?を的確にアドバイスできるかどうかが重要です。
良かった!と口コミで広がれば、ネット集客などでもかなりの収入が期待できる世界です。
開業資金 | 0万~50万 |
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収入 | 0~500万以上 |
占い師の開業資金は、自宅で行う場合、占う道具とテーブル、椅子だけあればまずはOK。
ただ自宅開業の場合、生活感が感じられない方が好まれるので、リフォームする場合はもう少し考えておいても◎
また占うだけでなく、占い教室を開いたり、ネットで占いを教えるなど、集客の幅を広げていけば収入も増えていきます。
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自宅で開業できる仕事と資格 教室系
自宅で開業出来る仕事で、昔からある”教室系”。
元々知識と経験を身に付けている人が多く、道具も揃っている場合、部屋だけ確保できれば、簡単に家で教室は開けます。
生徒の数で収入が変わるため、単純計算で1ヶ月5,000円の月謝だと100人集めれば50万の収入に。
道具などは貸出用に幾つかあればいいので、月謝収入が経費に吸収されることなく、収入に繋がることが魅力です。
更に稼いでいくには、セミナー開催や講師の引受、ネットで講師業をするなど工夫次第で伸ばしていくことも可能。
- 音楽教室
- 英会話教室
- 料理教室
- 着付け教室
- 書道教室
- 茶道教室
- ヨガ教室
- カメラ教室
- 手芸教室
開業資金 | 5万~100万 |
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収入 | 0~ |
自宅を改装するなら資金は掛かりますが、必要な道具だけならそれほど掛かりません。
特技を活かして自宅で仕事ができ、定年がない所も自宅教室の魅力です。
自宅で開業できる仕事と資格 芸術系
芸術系は芽がでないと成功するのは難しい職業ですが、自宅でできる仕事の1つです。
収入も0から売れっ子になれば上がありませんが、夢で諦める人が多い世界。
最近は専門サイトを使って、簡単に販売できるようになりました。
その他にも動画やブログ、インスタなどで作品をアピールし、人の目に触れる機会が増えました。
そのため才能が花開く可能性も、昔に比べると大いにあります。
- 画家
- 漫画家
- 作家
- 書道家
- 作詞家
- 音楽家
開業資金 | 0~ |
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収入 | 0~ |
家の中で一人でできる仕事なので、開業資金はほぼ掛かりません。
収入もあるか無いかのどちらかで、賞を取ったり、企画に応募しながら花を咲かせていけるかがカギになります。
自宅で開業できる仕事と資格 サロン系
女性に人気のサロンですが、資格が不要なもの、資格がないと出来ないものに別れます。
資格が無くても開業できるサロンでも、やはり資格があった方が信頼感は増します。
また資格の種類によってサービス向上ができるので、持つことをおすすめします。
ネイルサロン
ネイルサロンは、資格がなくてもできます。
そのためチップを作りネットに投稿、反応をみながら開業していくなど段階を踏むことも可能です。
誰かにネイルを施術するなら、資格があった方がよいです。
しかし、ネイルは好みにも左右されるため、デザインでファンを付けられるかも大切。
そして最低欲しい資格は、ネイリストとジェルネイルの資格です。
JNECネイリスト技能検定試験 | ネイルの知識と技術を取得する資格 |
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JNAジェルネイル技能検定試験 | ジェルネイルの知識と技術を取得する資格 |
リフレクソロジスト | 手や足裏を刺激し、リラックス効果を与えストレスを軽減させる施術 |
他にもリフレクソロジストなどもあれば、独自サービスが売りにできるのでおすすめです。
リフレクソロジストとは、手足のツボマッサージのような資格です。
開業資金 | 30万~100万 |
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収入 | 0~500万 |
開業資金もネイルサロンはあまり掛かりません。
収入もネットでチップの販売や、講師、セミナーをしたり活躍の場を広げることで、収入は上がっていきます。
エステサロン
エステサロンも資格不要で開業できます。
しかしエステサロンは、マシーンなどを導入する事が多いため、開業資金が高いのがネック。
レンタルなどもできますが、資金が掛かる場合は、よく考えて開業を決めましょう。
そして、欲しい基本の資格がこちら。
AEA認定エステティシャン | エステの技術と知識がつく資格 |
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認定トータルエステティックアドバイザー | 指導的な役割を果たせる、上級技術者に与えられる資格 |
他にも部位別や、セラピー的なものなど色々なメニューが選べると、サービスの向上に繋がります。
安定経営はあなただけのサロンの売りや、リピーターを増やすことが大切です。
開業資金は癒やしが感じられる空間にしたい場合、壁紙などの内装を変えるなど、軽いリフォームが必要です。
マシンは何を使うかでも変わりますが、レンタルの利用、金融公庫などから安く借入し資金調達の検討をしましょう。
開業資金 | 70万~200万 |
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収入 | 0~1,000万 |
どんな仕事でもそうですが、開業から数ヶ月はほとんど収入がない期間が続きます。
その間の資金も用意し、ネット利用、チラシ配布、サロンの強みを考え、長く続けていけるサロン経営を目指してください。
この他に資格不要で開業できるサロンは、アロマテラピーを使うアロマサロンや、リンパマッサージなどのサロンもあります。
資格不要なサロンは簡単に開業できる分、プロとしての自覚が必要です。
どのように集客するか、他のサロンと違うサービスを作れるかなど、戦略的に考え経営しないと、安定収入を得るのは難しい世界。
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美容師・理容師
美容師や理容師も自宅開業できる仕事ですが、資格が必要で開業資金もかなり掛かります。
また最近では美容院の数が増え、かなり激化している業界。
掛かる資金が多いため、始めたら簡単に辞められません。
またどれだけリピーターを作っていけるかがカギ。
自宅が不便な場所にある場合は送迎するなどの工夫も必要です。
そんな美容師・理容師に必要な資格は以下になります。
美容師 | パーマ、結髪、化粧法などの知識や技術の資格 |
---|---|
理容師 | 頭髪の刈込みや顔そりの知識や技術の資格 |
この他にも着付けなどができると、結婚式、卒業式、入学式、成人式シーズンは需要があります。
開業資金 | 500万~1,000万 |
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収入 | 400万未満が8割 |
美容院は1年以内に60%、3年で90%の美容室が廃業するといわれています。
廃業原因は、開業資金が多く足りない分を借入れすると、毎月の支出に返済が加わり資金ショートするからです。
高齢者施設などへの訪問美容師などもあるので、資金が多い業種はよく考えて開業してください。
あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師
最近は資格不要のマッサージ店などが増えましたが、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師は資格が必要な仕事です。
また指圧師・鍼灸師もあまり機器類などを用意する必要がないため、開業はしやすいです。
しかしライバルが多い分、サービスの改善、送迎OKなどでリピーターを増やせるかが重要です。
初めの内は往診専門で開業し、顧客が増えて来たら自宅開業するという手もあります。
そんなあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師に必要な資格はこちらです。
あん摩マッサージ指圧師 | 手でマッサージし症状の改善を図る国家資格 |
---|---|
はり師 | 患部に鍼(はり)を刺し、症状の改善を図る国家資格 |
きゅう師 | ツボに灸をすえ症状の改善を図る国家資格 |
鍼灸師とは、はり師ときゅう師の両方の資格を持った人の事で、ほとんどが両方の資格を持っているため、一般に鍼灸師と呼ばれています。
また鍼灸院を開くには、はり師ときゅう師の両方の資格が必要です。
開業資金 | 50万~100万 |
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収入 | 0~750万 |
開業したては、なかなかお客様も来てくれません。
そのため高齢者施設に訪問で施術出来ないか?と営業をしたり、ネットで集客をするなど、地道な努力が必要です。
- ここでしか味わえないサービスを提供できるか?
- どんな事を求められているのか?
- どこにサービスを必要をしている人がいるか?
- 他にあれば喜ばれるサービスはなにか?
このようにお客様の視点で考え、常に工夫をすることで、ファンを増やしていくことが成功のカギです。
マツエクサロン
マツエクサロンは美容師の資格と保健所の許可がないと開業できません。
しかし美容院などに比べると、機器などの設備が少なく、開業しやすい部類に入ります。
まず取っておきたい資格はこちらです。
美容師 | パーマ、結髪、化粧法などの知識や技術の資格 |
---|---|
安全技術師 | 衛生管理の知識と技術を問う資格 |
アイデザイナー技能検定試験 | まつ毛のケアを専門とする資格 |
認定機構1級 | トップレベルアイデザイナーとしての技術と知識を問う資格 |
もしスタッフを入れる場合は、管理美容師の資格も必要です。
これはお店にスタッフが2人以上いる場合は、必ず一人管理美容師がいないといけない決まりがあるからです。
他のサロンと差別化するためにも、技術や商品、居心地のよさなどを工夫し、リピーターを作っていくことが大切です。
開業資金 | 50万~200万 |
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収入 | 0~500万 |
自宅で開業する場合は、保健所の届出が必要(登録費も必要)になるため、リフォーム代が掛かると思っておいたほうが◎
地域によって違いがあるかも知れませんが、大阪府の届け出書式はこちらです。
一部ですが、保健所の設備チェックポイントは、このようなものがあります。
- 施術部屋の床面積が、1部屋あたり13㎡以上か
- 水道設備があるか
- 施術部屋の照明が、100ルクス以上か
- ふた付きの汚物箱と毛髪箱があるか
- 消毒設備があるか
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自宅で開業できる仕事と資格 育児系
外で働きたいけれど、子供が小さい。
気付いたら子育てと家事だけしかできないのでは…と外で働けないと考えるママが意外に多いです。
でも子育てをしてきたママだからこそ、できる仕事があります。
思い切って一歩を踏み出せば、あなたにしかできないことがきっと見つかります。
保育ママ
最近では働く女性が増え、保育所が足りない、熱があっても預ける所がないなど、悩みを抱えるママが増えましたよね。
保育ママは、2010年にできた新しい保育のカタチ。
保育士の資格を持ち、自宅で保育ママをする場合、自治体から補助金が出るため開業しやすくなりました。
また保育士の資格が不要の自治体もあり、その場合は講義と保育実習の認定研修を受ければOK!
預かる子供の年齢は0歳~2歳、ママ1人に対して3人までと細かい決まりはありますが、子育ての経験を活かし家で仕事ができます。
保育士の他にも下記のような資格を持っていると、預けるママの安心感が高まります。
チャイルドマインダー | 少人数保育の資格 |
---|---|
幼児食インストラクター | 幼児食の正しい知識習得と指導者になれる資格 |
チャイルド心理カウンセラー | 医療・福祉・教育現場で活躍する児童心理に関する資格 |
開業資金は、自宅の広さや持っている備品などでも変わりますが、魅力は補助費。
地域によって違いますが、大阪では利用児童1人に対して月額104,400円が支給されます。
そのため年収が0ではなく、かなり高くなるのがポイント。
開業資金 | 50万~100万 |
---|---|
収入 | 年収400万~600万 |
保育士の資格は無くてもできますが、保育士不足改善のため、資格取得講座受講料補助制度が設けられました。
上限は15万円ですが、受講費用の1/2が戻り、保育士試験の受講料なども免除されます。
ただこの補助制度はいつまで続くかが解らないため、興味がある人はこの機会に取っておいても損はありません。
保育士の求人はかなり多いので、持っておくと仕事には困らない利点もあるからです。
ベビーマッサージ
ベビーマッサージにはまり、自宅で開業したいと思うママは意外に多いもの。
開業資金もそれほど掛からず始めやすいですが、ベビーマッサージは赤ちゃんだけが対象です。
できる年齢が限られるので、いかにその年齢の赤ちゃんを集め続けることができるのかがポイントになります。
少子化が進んでいるため、限られた年齢層に特化したビジネスは難しいのです。
資格は不要ですが、下記の資格は欲しいですし、保育士など子供に関連する資格を取り仕事の幅を広げることも必要かも。
ベビーマッサージインストラクター | ベビーマッサージの技術と知識を持ち、指導ができる資格 |
---|
またベビーマッサージは、過去に死亡事故がおきています。
資格がなくても、マッサージの対象が赤ちゃんということを頭にいれ、プロとしての意識と知識の向上を持って行う必要があります。
開業資金 | 50万~100万 |
---|---|
収入 | 年収400万~600万 |
開業資金はあまり掛かりません。
しかし室内が清潔か?赤ちゃんが衣服を脱いでも適温か?など、親子が安心してマッサージできる環境を整えてください。
自宅でマッサージを行う他にも、講師やセミナーなどにもチャレンジし、集客の場を増やすことができれば、収入も安定します。
まとめ
自宅で開業できる仕事は、思った以上に沢山あります。
資格がなくてもできる仕事も多いです。
しかも最近では、ネットを使い集客できる時代になり、様々な方法でニーズがある人を探せます。
そのため自宅で開業し、家で仕事をする人がこの先も増えていくでしょう。
ただどの仕事でも共通していることは、いかに集客ができ、リピーターをつけることができるのか?
この点だけがどうにかなれば、家で仕事をするは難しいことではありません。
そして企業に属さず開業するならば、資格は信頼と同じようなもの。
資格不要の仕事も多いですが、資格ないとサービスを受ける側からすれば、不安に感じる要因の1つにもなります。
そのため開業するなら、お客様が安心して利用できるような取り組みを常に考え、勉強していく必要があります。
開業は難しい事もありますが、やりがいもあります。
やって良かったと思えるように、しっかり考え計画をたててくださいね。